ココフル・プロジェクトとは?

2011年3月11日の大震災で被災された方々に、ヨガや傾聴などを通じて心と身体を癒すお手伝いを目指し、
ヨガを学び伝える仲間が集まり活動をはじめました。

2012年5月21日月曜日

ふたたび福島へ行ってきました

ミネです。
51920日に「福島ぽかぽかプロジェクト」に再び参加してきましたので、
報告をさせていただきます。
(「福島ぽかぽかプロジェクト」福島県内の高放射線量の地域で暮らす親子のための、保養プログラム。詳しくは http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/ )

5月の土湯峠温泉郷は、春の吹雪に見舞われた先週とは変わり、
週末2日間ともにお天気に恵まれました。
それでも標高1200Mを超える場所なので、この時期でも
少し残雪がありました!

今回は、靴下でおさるの人形を作る「ソックモンキー講座」を
土曜日 15:30よりスタッフルームにて行いました。
小学校1年生の女の子たちや、これから家庭科授業が始まる位の
45年生の男の子たちが、お母さんと一緒に針仕事。
ワイワイとおしゃべりしながら、約2時間で形ができました。
選んだソックスの柄や、目のボタンを置く場所などによって、
表情もさまざま。
どんな形でも、とっても愛嬌があるのがソックモンキーの魅力。
世界にひとつ。オリジナルなおさるさんの誕生です。
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晩ご飯の時間には、みなさんに簡単な自己紹介をしてもらう
交流会の時間を持ちました。
司会は原発の持つ矛盾を以前より書き続けてきたライターの
神無月 好子さん。わかりやすくこの問題を伝えることを心がけ、
活動してきたそうです。
参加のご家族からは、学校や生活のこと、原発事故後の不安や憤りなど、
みなさんいろいろと話してくれました。
普段そういった話が、自由にしにくいという現状もあるようでした。
会の終了後も、住まいが近いお母さん同士で話しかけたり、
お父さん達がロビーで話が盛り上がったりと、少しでも話ができる
きっかけ作りになったようです。

ウグイスの鳴き声に起こしてもらった翌朝は、ヨガのクラスを実施。
短時間ですがゆっくりと動きながら、普段忘れがちな身体の内側や
呼吸に少しだけ意識を向ける時間となりました。

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この時期の土湯峠温泉郷には、ミズバショウが満開で、
朝食、解散後は観察をして行かれるご家族が多かったです。

「福島ぽかぽかプロジェクト第二期」はまだまだ続きます。
これからもたくさんの笑顔に会えますように。